「開放感」をテーマに、従来の施設がもつ閉鎖的なイメージを一変、明るくカジュアルな空間づくりを目指しました。

エントランスホールは、地域の方々や入居者、職員が気軽に立ち寄り交流できるオープンな空間=「コミュニティモール」と位置づけ、地域福祉の活動拠点となるよう整備しました。

各ユニットは、光と風、季節の移り変わりをどの部屋からも感じられる配置とし、食事スペースを中心とした豊かなくらしの場を実現しています。

建物の外壁にはアースカラーのタイルを使用し、地域の景観になじむ優しいイメージを創出しつつ、袖壁の垂直線とバルコニーの水平線によりスマートで現代的な印象を与える構成としています。

建物名称:介護複合施設 こころくばり

建築主 :社会福祉法人 相志会

所在地 :愛知県安城市

構造規模:鉄骨造3階

建築面積:1,867㎡

延床面積:4,632㎡

用途  :デイサービス、看護小規模多機能、

      グループホーム、ショートステイ、

      特別養護老人ホーム

竣工年月:平成30年2月

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